写真集『ミウラヒロシマ』はこんな本です
広島出身の写真家、三浦憲治さんが故郷、広島への想いをもって撮影し続けた写真108枚を収載した写真集です。
撮影は、平和記念公園、比治山、マツダスタジアムなど広島市内30か所以上の地で行われたほか、近隣の宮島(廿日市市)、大竹市、呉市で撮影された写真も含まれます。過去11年間の8月6日の広島の光景を記録するとともに、季節ごとにさまざまな表情を見せる広島の“今”と、広島に暮らす人々のいきいきとした日常が映し出されています。
広島の地に身を置くひとりひとりの中に、ひとりひとりの「ヒロシマ」がある。
被爆80年となる2025年8月。「ヒロシマ」を意識し、「ヒロシマ」を考えるきっかけになる一冊となることを願います。
◉担当編集者からのおすすめ情報
本写真集に収載されている写真の多くは、被爆地ヒロシマの記憶を継承する上で重要な場所で撮影されています。ただ、本書内ではあえて詳しい説明を加えることなく、撮影日と撮影場所のみを記しました。まずは写真そのものから何かを感じていただきたいとの思いからです。機会があれば撮影された場所をぜひ訪れてください。
また、本書内には、写真家三浦憲治さんがどのような思いで本写真集の撮影を続けたかの思い、そして過去の「ミウラヒロシマ」写真展に何度も足を運ばれた女優の吉永小百合さんの寄稿文も掲載しています。ぜひお読みいただければと思います。
◉定価 ¥4,950(税込)
◉発売日 2025年7月25日頃
◉判型A4変形 並製 左開き
◉頁数 180ページ