鳥と港
4月、目に涙をいっぱいためた新入社員らしき人を朝のホームで見かけた。
あの人に、『鳥と港』が届けばいいな、と思う。
届いたからといって、小説は小説で、人生を変える力なんてないんだろうけど、それでもなにかの種ぐらいになればいいなと思う。
(エッセイより抜粋)
装丁を手掛けてくださった素描家shunshunさんとデザイナー須田杏菜さんによるオリジナルデザインです。
hiruとyoru、景色の異なる2種類です。
A4サイズの用紙に印刷してください。
1992年兵庫県生まれ。
2017年「ままならないきみに」でコバルト短編小説新人賞受賞。
2019年「きみのゆくえに愛を手を」で氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、
2021年、同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で
本格デビュー。
他の著書に『ペーパー・リリイ』『人間みたいに生きている』、
共著に『スカートのアンソロジー』『嘘があふれた世界で』がある。
撮影/藤岡雅樹
1992年兵庫県生まれ。
2017年「ままならないきみに」で
コバルト短編小説新人賞受賞。
2019年「きみのゆくえに愛を手を」で
氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、
2021年、同作を改題、加筆した
『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー。
他の著書に『ペーパー・リリイ』
『人間みたいに生きている』、
共著に『スカートのアンソロジー』
『嘘があふれた世界で』がある。
撮影/藤岡雅樹