『やり直すなら今だ、今しかない』と会社を辞めた美月。しかし、コロナ禍で職さがしもままならず...。まさに、今のコロナ禍の状況の中『そう、わかるよー』という日常も描かれている。世界なんて意外とかんたんに変わる。世界が変化していくのはわたしが変化しているから。たとえば、ぶどうも。なかなか動き出せなかった美月を見守ってくれた周りの大人たち。そこからつながる人たちとの出会いで、美月がやりたいことを見つけて行動にうつす。背中を押してくれる人がいることで変化できる!こんな世の中だからこそ、やはり人との繋がりって大切だと感じた。嫌なことがあっても、楽しく笑って前に進もう!!そう思える作品。(未来屋書店長久手店)。