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ママがもう

この世界にいなくても

私の命の日記

小学館文庫









21歳でステージIVの大腸がんを宣告され
24歳の若さで旅立った著者が、娘と夫に遺した「愛」の記録

 文庫化に際し、娘と父の「その後の5年間」の暮らしを綴った
約1万8000字の特別寄稿を収録

全国の書店、
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まっすぐに生きた24年間

夫として、僕はこの本を、死ぬことを目前にしたひとりの女性の、つらいばかりの記録だとは思っていません。
和は、がんと闘いました。
ただ生きただけでなく、ありきたりの幸せを手放さないように、一生懸命に生きました。

遠藤将一

本文より

  6月29日(火)
 娘が大きくなったら、一緒にキッチンに立ちたい。「これが遠藤家の味だよ」って、青椒肉絲の作り方を教えてあげたい。私の作り方は普通だと思うけれど、こだわりのポイントもある。ニンニクと油を混ぜてから火をつける。豚肉には小麦粉をまぶしてカリッと仕上げる。味付けは日本酒、しょうゆ、黒コショウ。そのくらいかな。
 今日の娘は機嫌が良くて、爆笑しながらウメを追いかけたり、いないいないばぁで笑ったりしていた。
 感情がわかるようになってきて、子育てがもっと楽しくなった。機嫌が悪い理由が理解できると、自己主張がちゃんとできていることに感動する。おしゃべりするようになったら、もっともっと楽しいんだろうな。
 明日からの入院を思って、さみしくなった。離れたくない。

NEWSポストセブンでは、

遠藤和さんに関する特集記事を多数掲載しています

ママがもうこの世界にいなくても レビュー

20代 女性

テレビを見て彼女ががんと戦っていることを知りました。
私よりも年下ながら、懸命に生きる姿に勇気をもらいました。
もっと彼女のことが知りたいと思い、購入しました。
涙なしでは読めませんでした。
私も彼女のように、明るく笑顔で毎日を一生懸命に生きたいです。 

20代 女性
妊娠が確定した日に、近くの本屋に立ち寄って購入しました。和さんは、テレビやインスタで知ってから、ずっと応援してきた方で、病気の中で出産された方でした。タイトルに惹かれました。自分もこれから親になろうとしている中で、子供に何を残してあげられるんだろう、彼女と同じ境遇だったらどう思うだろう、と考えさせられました。
40代 女性

笑ってコラえてを見てから、和さんのことが気になって、インスタを始めました。彼女のすごさ、夫の将一さんや、ご家族の暖かさが大好きでした。
この本を読んで、ますます好きになりました。 

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1,000円
60代 女性
ふとインスタで知った和さんの死。そこから本が出版される事を知り、読みたくなりました。即購入、一気読み。泣きました。自分自身や、自分の周りの人たちをもっと大事にして生きようと猛反省しました。大切なことを気づかせてくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいです。
20代 女性

購入のきっかけは、書店で見た時に目に止まったからです。読んでみてがんの辛さ、和さんの強さがひしひしと伝わってきました。生き方の自由についても考えさせられました。とてもいい本でした。

20代 女性
もし、自分が彼女と同じ状況に置かれたら、ショックで無気力になってしまうだろうなと感じました。そのくらい、壮絶な状況だったと思います。それでも、良いことからも悪いことからも目を背けずに、生と死に向き合う姿が伝わってきました。その時々のリアルな感情が書かれているので、すごく読みごたえがありました。また、最近のがん治療に関する情報についても知ることができて、読む価値のある本だと思いました。 
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1,000円
30代 女性
2020年10月生まれの子供がいるので、同じ母親1年目として興味をもちました。子供を残してこの世を去るというつらさは計り知れません。自分がもしがんに侵されて、息子と一緒にいられる時間が少ないことを知ったら、子育ての仕方や周りの人との関わり方はいまと違ったのか。私は本書の和さんのように逞しく、最後まで自分らしく生きていくことができるのか。そんなことを考えさせられました。どうか遠藤家のみなさま、周りの方々が幸せに暮らせますように。
70代 女性
新聞広告を見て、読んでみたいと思いました。いただいた命を全うした作者の前向きな人生の話でした。残された方々の応援をしたいと感じました。
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1,000円

ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記 (小学館文庫)

著/遠藤 和

定価847円(税込)

《娘と父の「その後の5年間」を綴った1万8000字の特別寄稿を収録》

遠藤和(のどか)さんがステージⅣの大腸がんを宣告されたのは、21歳のときだった。
当時交際中だった将一さんは、「絶対、別れない」と応じた。

22歳で結婚式を挙げた際の様子は、『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』(日本テレビ系)の「結婚式の旅」のコーナーで放送され、大きな反響を呼んだ。

進む病状に彼女が決めたのは、抗がん剤治療を中断してでも「私たちの子」に出会うこと。反対する将一さんを「絶対後悔する。死んでも死にきれないよ」と説得した。
<はじめて胎動を感じた。私、ママだよ。2~3か月後には、もう会えるね>
奇跡的な妊娠と出産、懸命な子育ての日々を、彼女は亡くなる10日前まで日記に綴っていた。抱いていたのは「それでも人生でいまが一番幸せ」という偽らざる気持ちだった。

そして2021年9月、約3年の闘病の末、和さんは24歳の若さで旅立った。

主演・川口春奈が10㎏減量する覚悟で臨んだ2026年秋の最注目映画のもととなった、愛の実話を文庫化。娘と父の5年間の暮らしを綴った特別寄稿を加えた、家族の物語――。

著者プロフィール
えんどう のどか/1997年青森県生まれ。21歳のとき、ステージⅣの大腸がんを宣告される。22歳で6歳上の将一さんと結婚、23歳で娘を出産。2021年9月8日、24歳で亡くなる。