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「お父さんに家族との
  対話を要求します!」

高校三年生の千秋は、父と兄との三人暮らし。
左翼政党員の父は、勝てない選挙に出続けて六年。兄は父の出馬をきっかけにいじめられ、引きこもりになった。母は同じころ家を出た。政治と政党に没頭し話の噛み合わない父だが、千秋は対話をしたいと願う。

すれ違う三人の家族、左翼政党員を親にもち風変わりな名前の自助サークルに集う「活動家二世」たち、震災のボランティアをきっかけに政治活動に出合う青年、高校の生徒会長選挙のドキュメンタリーを撮ることで新たな視点を得る高校生──それぞれの姿を家族の物語とともに描く全6話。

左翼政党員の父と「活動家二世」の娘が
繰り広げるひと夏の選挙戦


『ほくほくおいも党』
著者:上村裕香

定価:1,870円(税込) 発売日:2025.7.16 ページ数:256ページ

  
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「お父さんに家族との
対話を要求します!」
高校三年生の千秋は、父と兄との三人暮らし。
左翼政党員の父は、勝てない選挙に出続けて六年。兄は父の出馬をきっかけにいじめられ、引きこもりになった。母は同じころ家を出た。政治と政党に没頭し話の噛み合わない父だが、千秋は対話をしたいと願う。

すれ違う三人の家族、左翼政党員を親にもち風変わりな名前の自助サークルに集う「活動家二世」たち、震災のボランティアをきっかけに政治活動に出合う青年、高校の生徒会長選挙のドキュメンタリーを撮ることで新たな視点を得る高校生──それぞれの姿を家族の物語とともに描く全6話。

左翼政党員の父と「活動家二世」の娘が繰り広げるひと夏の選挙戦

『ほくほくおいも党』
著者:上村裕香

定価:1,870円(税込)
発売日:2025.7.16
ページ数:256ページ


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目次

第1話「千秋と選挙」
──わたし選挙権の話なんてしてないじゃん。話聞いてよ

第2話「佐和子とうそつき」
──母の言葉とわたしの言葉はちがうのに、わたしは母の言葉を借りてしまう

第3話「和樹とファインダー」
──どっちもそのひとで、どっちも親子の本当じゃん

第4話「康太郎と雨」
──ボランティアって素晴らしいと思ってん

第5話「健二とインターネット」
──親父は結局、子どものことなんて考えてないんです

第6話「千秋と投票日」
──話すことを諦めたら、わたしはお父さんを憎んで、憎んで憎んで、死んでほしいと思っちゃうかもしれない

  
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書店員さんから、圧巻の声ぞくぞく!

  
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政治と社会という、私たちの暮らしに密接した世界で、自分らしい生き方を問われる物語。
読後、ある願いが込められたようなタイトルの意味が、
胸にじんわりと広がりました。
 (紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん) 
こんな視点からの問題提起があるんだ!とうなった。
苦しい、けれど人間くささがいっぱいに広がっている。
情景描写が素晴らしく映像が私の前に立ち現れる。
(ジュンク堂書店芦屋店・山ノ井さよりさん)
ラストには全員のことを愛しく思っていて、最高の読後感で読み終われる。
あらすじと、そして最初の方を読んだときには、まさかこんな結末が待っていようとは思いもしませんでした。
親だからこそ許せない、けれど親だからこそ断ち切れない。そんな呪いにかかっているすべての人に読んでもらいたい。
(佐賀之書店・本間悠さん)
親子のディスコミュニケーションをこの切り口で持って来るか!という新鮮な感動、左派政党周辺の人々の日常のリアリティ。この世界を鋭く捉える感性、言葉への感度、唯一無二の個性、作家としてこの先どのような存在になるのか、楽しみでなりません。
(ジュンク堂書店旭川店・松村智子さん)
風刺か時事か現在の問題提起か、色々な要素やモチーフが、ある家族とその周辺の幾人かの枠の中だけでキレイに織り込まれているこの物語に、
もしかして今年イチすごいの読んじゃったのかなと、読後呆然としてしまった。
(宮脇書店春江店・東海林さん)
肉親だから親しい間柄だから、分かち合える訳ではない。たとえちょっとしたことでも心の傷が長引いて、悩み嫉妬に襲われ生きる意味を見失う。
それぞれの隠されがちな苦しみにそっと手を差し伸べ言葉で表現する著者の姿勢に心打たれた。
(大盛堂書店・山本亮さん)
見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
親が子どもに与える影響を考えさせられた。
今まで知らなかった世界を垣間見る、圧巻の家族小説。今後も凄まじい才能を放つ著者の作品から目が離せそうもない。
 (紀伊國屋書店久留米店・池尻真由美さん) 
読了後、一番最初に思い浮かんだのは「どんな感情を抱くべきなのか…」という困惑でした。
どれだけ自分が政治に対して無知で関心が薄かったのか思い知りました。
(八重洲ブックセンターフルルガーデン八千代店・久保瑞紀さん)
本書のもう一つのテーマは「言葉」。
政治家としての言葉、家族としての言葉、SNSでの言葉。
私たちはどれだけ押し着せではない、自分自身の言葉で目の前の相手に伝えることができているのだろうか。
(紀伊國屋書店京都産業大学BC・宮江かほりさん)
言葉や態度で伝えるのはもちろんだけど、受け取る側も伝える側も自分のやっていることが正しいと思い込まずいることが大切なんだと改めてこの本を読んで気づきました。
「思いを伝え、聞くことの大切さ」を。
(奈良蔦屋書店・初田三貢子さん)
家族小説であり、静かな社会派小説でもある。
登場人物それぞれに背景があり、語られなかった時間があるからこそ、その重さが読後にふと心に残りました。
デビュー作を読んで感じた「この人は書ける」という気配が確信に変わった二作目でした。
(TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーとEXPOCITY店・藤川栞名さん)
見出し
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政治と社会という、私たちの暮らしに密接した世界で、自分らしい生き方を問われる物語。
読後、ある願いが込められたようなタイトルの意味が、胸にじんわりと広がりました。
 (紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん) 
こんな視点からの問題提起があるんだ!とうなった。苦しい、けれど人間くささがいっぱいに広がっている。
情景描写が素晴らしく映像が私の前に立ち現れる。
(ジュンク堂書店芦屋店・山ノ井さよりさん)
ラストには全員のことを愛しく思っていて、最高の読後感で読み終われる。
あらすじと、そして最初の方を読んだときには、まさかこんな結末が待っていようとは思いもしませんでした。親だからこそ許せない、けれど親だからこそ断ち切れない。そんな呪いにかかっているすべての人に読んでもらいたい。
(佐賀之書店・本間悠さん)
親子のディスコミュニケーションをこの切り口で持って来るか!という新鮮な感動、左派政党周辺の人々の日常のリアリティ。
この世界を鋭く捉える感性、言葉への感度、唯一無二の個性、作家としてこの先どのような存在になるのか、楽しみでなりません。
(ジュンク堂書店旭川店・松村智子さん)
風刺か時事か現在の問題提起か、色々な要素やモチーフが、ある家族とその周辺の幾人かの枠の中だけでキレイに織り込まれているこの物語に、
もしかして今年イチすごいの読んじゃったのかなと、読後呆然としてしまった。
(宮脇書店春江店・東海林さん)
肉親だから親しい間柄だから、分かち合える訳ではない。たとえちょっとしたことでも心の傷が長引いて、悩み嫉妬に襲われ生きる意味を見失う。
それぞれの隠されがちな苦しみにそっと手を差し伸べ言葉で表現する著者の姿勢に心打たれた。
(大盛堂書店・山本亮さん)
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親が子どもに与える影響を考えさせられた。
今まで知らなかった世界を垣間見る、圧巻の家族小説。今後も凄まじい才能を放つ著者の作品から目が離せそうもない。
 (紀伊國屋書店久留米店・池尻真由美さん) 
読了後、一番最初に思い浮かんだのは「どんな感情を抱くべきなのか…」という困惑でした。
どれだけ自分が政治に対して無知で関心が薄かったのか思い知りました。
(八重洲ブックセンターフルルガーデン八千代店・久保瑞紀さん)
本書のもう一つのテーマは「言葉」。
政治家としての言葉、家族としての言葉、SNSでの言葉。
私たちはどれだけ押し着せではない、自分自身の言葉で目の前の相手に伝えることができているのだろうか。
(紀伊國屋書店京都産業大学BC・宮江かほりさん)
言葉や態度で伝えるのはもちろんだけど、受け取る側も伝える側も自分のやっていることが正しいと思い込まずいることが大切なんだと改めてこの本を読んで気づきました。
「思いを伝え、聞くことの大切さ」を。
(奈良蔦屋書店・初田三貢子さん)
家族小説であり、静かな社会派小説でもある。
登場人物それぞれに背景があり、語られなかった時間があるからこそ、その重さが読後にふと心に残りました。
デビュー作を読んで感じた「この人は書ける」という気配が確信に変わった二作目でした。
(TSUTAYA BOOKSTORE ららぽーとEXPOCITY店・藤川栞名さん)
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ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
  
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担当編集より

本作は著者が大学の卒業制作として執筆した同名の小説を基にしています。
登場人物を増やし、それぞれの人生をふくらませ、新たな物語が誕生しました。

WEBの小説誌「STORY BOX」での連載時は、毎号圧倒的なアクセス数を記録しました。
連載終了後、さらにブラッシュアップを重ねています。

政治をエンタメとして描くことに新人作家が挑んだ意欲作、ぜひお読みください。
  
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本作は著者が大学の卒業制作として執筆した同名の小説を基にしています。
登場人物を増やし、それぞれの人生をふくらませ、新たな物語が誕生しました。

WEBの小説誌「STORY BOX」での連載時は、毎号圧倒的なアクセス数を記録しました。連載終了後、さらにブラッシュアップを重ねています。
政治をエンタメとして描くことに新人作家が挑んだ意欲作、ぜひお読みください。

著者プロフィール

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上村裕香(かみむら ゆたか)

2000年佐賀県佐賀市生まれ。京都芸術大学大学院在学中。2022年、『救われてんじゃねえよ』で第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。2025年、受賞作を表題とする短編集を刊行。
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