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フェイク
ウソ、ニセに惑わされる人たちへ
中野信子 著
<保身> <詐欺> <紛争> <恋愛>
平時も有事も「フェイク」だらけの今を生きる!
どのようにウソと付き合うのか?
フェイクニュース、マルチ商法、振り込め詐欺・・・日常生活において、ウソやニセにまつわる事件やエピソードは数知れず。「私は騙されない」と信じていても、気付いてみたら、相手の術中に陥ってしまうのは、なぜでしょうか? 平気でウソやニセを仕掛けてくる人たちの脳内メカニズムから、騙されやすい人たちがウソやニセに振り回されずに生き抜く知恵まで、脳科学的観点から分析、考察していきます。
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本書「はじめに」より
本来、人間であれば誰しもが、フェイクをうまく使う能力をもって生まれてきています。けれども、教育の過程で、あるいは社会的な刷り込みにより、トレーニングが不足してしまうという現状があります。そのために、虚構の物語をうまく使うことができなくなってしまった人が、現代では少なからずいるように思います。虚構性を使いこなし、時には自らを害しかねないフェイクを鋭く見抜いて、現実を生き延びていく知恵を発揮できるかどうか。こうした生きるための知恵や術が試される局面で本書を思い出していただけたら嬉しく思います。
目次より抜粋
人は10分に3回ウソをつく
現実だけでは脳は満足できない
なぜフェイクニュースに惹きつけられる?
脳は騙されたがっている
ウソへの警戒心を乱す4つの要素
騙されたほうが得することもある
細胞もウソをつき、騙される
愛情を悪用したウソ
サイコパスによるウソ
フェイクニュースに惑わされないために
恋愛におけるウソ
子どもは褒められたいからウソをつく
試し読み
フェイク 読者レビュー
ウソ・フェイクがそもそも何なのかの基礎の基礎から説明し、ウソ・フェイクが決して「全悪」ではないことを理路整然と著者が著しているのが良かったです。
(40代 男性)
いままで上梓されたものが、みんな仕事や自分の人生に役立っています。説得力のある話が出来るようになりました。
(40代 男性)
世の中には情報が氾濫していて、気を付けないとフェイクに踊らされてしまうと危機感がありました。そんな時、店頭で信頼している脳科学者、中野信子先生の本を見かけて購入。とても考えさせられました。読んで良かったです。 (40代 女性)
脳の中、よく理解できました。 (60代 男性)
いままで上梓されたものが、みんな仕事や自分の人生に役立っています。説得力のある話が出来るようになりました。
(40代 男性)
著者プロフィール
中野信子
なかの・のぶこ 1975年、東京都生まれ。脳科学者、医学博士、認知科学者。東京大学工学部応用化学科卒業。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。脳や心理学をテーマに研究や執筆の活動を精力的に行う。科学の視点から人間社会で起こりうる現象及び人物を読み解く語り口に定評がある。現在、東日本国際大学教授。著書に「ヒトは”いじめ”をやめられない」「キレる!」「”嫌いっ!”の運用」(以上、小学館)、「人は、なぜ他人を許せないのか?」(アスコム)、「空気を読む脳」(講談社)など多数。また、テレビコメンテーターとしても活躍中。
フェイク
ウソ、ニセに惑わされる人たちへ
定価 880円(税込)
発売日 2022年6月1日
小学館新書 192ページ
小学館新書 中野信子の本
ヒトは「いじめ」をやめられない
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「嫌いっ!」の運用
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「嫌いっ!」の運用
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